桐朋学園音楽部門九州同窓会

リタイア後の音楽の役割

リタイアと音楽を考える

 熟年期以降も「脳は若返ることができる」と言われています。20歳を過ぎた脳は放っておけば萎縮していくばかりですが、何歳になっても使えば使うほど活性化する優れた器官でもあるのです。脳の神経細胞を盛んに使うこと、つまり、新しい情報を入力したり、全身の色々な器官を活発に使ったりすることによって、神経細胞の活動が盛んになり脳は活性化されます。
 ボケていなくとも、年を重ねると「古いことは覚えているのだけれど、新しいことを覚えられない」と言うことを経験すると思います。これは、短期記憶をつかさどる海馬の神経細胞が減少しているからです。すべての記憶はこの海馬を通って、その後、大脳新皮質で長期記憶として蓄積されるため、この海馬の能力が落ちてしまうと記憶力の低下を感じるようなことが起こってくるのです。






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