0歳〜3歳頃の音楽学習
受動的な聴覚への刺激吸収(3ヶ月頃)
聴覚は生まれたときから活動を始めていますが、生まれて3ヶ月間程は、私たち大人が普通に聴こえているのと同じような音が脳には届いているわけではありません。しかし、きちんと音が聴こえてないとは言え、脳内における聴覚のトレーニングは始まっています。ですから、この時期には環境の中の音情報を吸収するだけでも聴覚の機能は発達しますが、ただ自然に任せてだけではもったいないことです。
なぜなら、脳の神経細胞(ニューロン)は人生最大の増加期にあり、最も早くから活動を始める聴覚にとって、たくさんの刺激を吸収することができる時期だと考えられるからです。話しかけたりBGM音楽を聴かせたりするなど、家庭内でできる音刺激を取り入れましょう。
脳のしくみと音楽13
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