ミルバーン・アンサンブル
ミルバーン・アンサンブルは1984年に結成され、全国的な活動を展開しているフルート、オーボエ、バスーン、弦楽器、ピアノによる室内楽グループです。フルートの清水信貴とオーボエの岡本真、バスーンの佐藤敦子はニューヨーク・ジュリアード音楽院出身のアメリカン・スピリットを強く持ち続ける、日本では貴重な木管楽器奏者です。コントラバスの藤原清登は同じくジュリアード音楽院出身のバイプレイヤー。ピアニストは、田中美江、月川まりな、平潤子、清水真弓、熊本マリと変遷を重ね、1998年にはこのトリオの主要レパートリーであるJ.M.ダマーズのトリオ曲を作曲者自身と国内初共演、パリでも演奏を重ね、その後も交流が続いています。更に、フルートの清水信貴は、J.M.ダマーズより新曲の進呈を受け、この度、アンリ・ルモアヌより出版されました。
このグループのレパートリーは、バロックと近代フランスとアメリカの作品をメインに、経験豊かなふたりによる豊富なソロピースも多数あり、様々なコンセプトに対応しバリエーション豊富なプログラムを披露しています。